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ボアアップ@団長のライブDIO ZX

ツーリングクラブ駆凜の団長が通勤で使用している
ライブディオZX号が不調でした。
ゼロ発進からの加速が徒歩以下(*_*)
ある程度速度が乗れば加速していくんだけど
はっきり言って危険な乗り物状態。
オイラの経験から言うと、シリンダの圧抜けっぽい。

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せっかく中免とったことだし…
ということで団長がボアアップキットを
購入しました。
キタコのキットで排気量は62.4ccと
若干控えめなタイプです。

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前日からの雨が残っていましたので
都内某所の工場の軒先を借りました(^_^;)

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工具はやっぱり自分用が使いやすいので
全部持ち込み。
大判のダンボールを敷いて準備万端。

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まずはメットインスペースを開放。
ムムムっ…目指すシリンダーは
フレームメンバーの下側だぞ。

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オイラのボアアップ施術は都合3台目ですが
このパターンは初めて。
最低でも手前側のスイングユニットのピボットを
外さないとダメっぽいですね。

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ということでピボットのシャフトを抜きました。
これでもシリンダーは全然出てこない。
アクセルワイヤ、オイルライン、GASラインを外し…

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サイドカバーをひっぺがしてから
当然リヤサスも取り外し。

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なにやらセンサー用と思われる
シリンダ下部に引き込まれた配線を
カプラから切り離し…
シュラウドを外してようやく
シリンダーとご対面。

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ここまでバラバラにしちゃえば
スイングユニットはフリー。

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シュラウドを完全にとっぱらえば
本日の施術対象は丸見えです。

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まずはシリンダーヘッド取り外し。
片側だけベタっとしたスラッジが
たまっていました。
これは再利用なので油洗浄。

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こちらが交換するシリンダーと
ピストン。

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軽くコンコンするだけで
シリンダー離脱。

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んで、すでにやばそうな
ピストンの状況確認(-_-)
ピストンリングの合わせ目に
ガッツリと2本の溝。

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当然シリンダー側にも…
リングスティックが起きていた
可能性大ですね。

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異物混入防止のため
ウエス詰め込み。
クランクケース側に残った
ガスケットを剥離します。

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ガスケット剥離完了。
再度ウエスをつっ込み
ピストン取り外しにかかります。

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ピストンを良くみると
リングの上下で材質が違う。
これって、一度開放した
エンジンなんじゃないか?

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んでピストンの傷の裏側が
↑この状態。
ピストンリングが本来の能力を
発揮していなかったから
ピストンスカートの下端に近い
場所まで焼けている。
そう、燃焼室の爆発ガスが
ここまで達していたってこと(;一_一)
これじゃマトモに走るわけがない。

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では、お約束の新旧ピストン写真。

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新しいピストンはリングが1本ですが
こいつまでスティックさせるわけには
いかない。
オイルストーンが推奨ですが
耐水ペーパーでリング溝の
面取りを実施します。

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角が磨かれて光ってるの
わかるかしら?

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ではピストンを付けていきましょう。

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サークリップがかなり奥で
非常に苦労しましたが
装着完了。

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新しいボアのシリンダーを被せて…

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クーリングファンをぐるぐるして
芯出しをしながらスタッドボルトを
均一に締めこんでいきます。

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せっかくなのでプラグを新品にして
シュラウドを組み上げ。

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マフラーガスケットも当然新調です。

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キャブも開放しましたが
メインジェットは団長の意向で
今回は交換せず。
エアクリーナー関係を組み上げて
完成しました。

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25対1の混合ガソリンを給油して
いざクランキング。
キャブにガソリンが行き渡ると
軽快にアイドリングを始めました。

軽く試乗したところ
出足はまだ若干もたつく感じ。
やっぱりメインジェットを含め
もう少々セッティングが必要ですね。
んでも、もちろん全開にはできませんが
中間加速は良い感じで伸びそうです。

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